2004年9月 2日

おじいちゃんとおばあちゃんのとこへ行ってきました。
もう80歳近い。

夕食を食べていると、少し酔ったおじいちゃんが言った。
「○(僕の名前)に会えたからもう死んでもいいよ(笑 」
冗談で言ったようだけど、100%冗談でもなさそうだった。
僕は何も言えなかった。

次の日。2階の柱に僕の身長を書いておいた。
1994年、1999年、2004年。うまい具合に5年ごと。
10年前の自分がいかに小さかったかよくわかる。


その日の夕食のとき、また少し酔ったおじいちゃんが言った。
「じいちゃんの次は●(父の名前)。そしてその次は長男の○(僕の名前)だ。
いいお嫁さん探せよ。」
言ってる意味がよくわからなかった。
この家をついでいくのはお前だと言いたかったんだろう。
僕は一人っ子だ。 そのことばが重く感じた。

おじいちゃんはさらに言った。
「○が大学卒業するまで生きてたい。無理だと思うか?(笑」
首を横に振ったが、何も言えなかった。


時って怖い。
人を生きさせることも殺すこともできる。

でも時が止まったらどうなるのだろう。
すると何も生まれない。幸せも不幸も何も。

だから結局時は動いてもらわなければならない。


いよいよ学校始まり・・・・
いまだに宿題終わってない。
それでも時は動いてるんだよなぁ・・・

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